スタッフJのジオラマ製作奮闘記その2　#ジオコレ

こんにちは。スタッフJです。

うっかり自分でも忘れかけていた道後温泉駅転回場ジオラマ作成記の続きを載せちゃいます。

前回の記事はここをクリック。バスの転回場の塗装が終わり線路にバラストを撒くところからです。　

このジオラマを作る際に参考にした衛星写真がちょうどバラスト交換中の時期でしたのでジオラマでもそれを反映させます。従来のバラストをKATOの24-328(茶色細目)、交換後のバラストは24-331(灰色細目)で再現、いずれもスタッフH氏のものをお借りしました。<(_ _)>

手順としてはまず右の容器にバラストを入れて少しずつ撒いていき、そのあとバラスト糊を使って固めていきます。

こうしてバラストを撒き終えた姿がこちら。今回はポイントを動かさない前提で撒いていますが動かすようにする場合は駆動部分がバラストで詰めないよう注意が必要です。また糊を塗る前に枕木上のバラストを筆先などでどかすとよりそれっぽく見えます。

続いての作業は転回場付近の地面の再現です。転回場の横は土なのでそれを再現するのですがここで役に立つのは当店ジオラマ作成スタッフ組愛用のこの一品。TAMIYAの情景テクスチャーペイントシリーズです。筆でさっと塗るだけであっというまにリアルな土が完成です。詳しくはこちら。

これを下地に草を足すのですが何使ったっけ…　確かKATO24-412(日本の草はら萌黄色)ですね。

シーナニックセメントで固めます。

どうでしょうか、だいぶそれなりになってきたかと(笑) 線路の左隣の道路も塗装しました。

大きな作業が一通り終了し、ここからは小物の設置作業です。

まずは線路沿いの柵とフェンスを。柵はグリーンマックスの鉄路柵を、フェンスはモーリンのフェンスAを使いました。

モーリン製フェンスは網目も立体的に作られていてお勧めです。

一今回は使いませんでしたが津川洋行製のネットフェンスも透明プラへの印刷とはいえ遠くから見てもしっかりと透過性を保っているので使いたい色と形状が一致しているならこちらもお勧めです。

さてこのフェンスを実物に合わせた色にスプレー塗装するのですがスタッフH氏の魔法で一瞬にして塗り替わっていました(笑)

こちらはジオコレのバス転回場に付属していたターンテーブルを回すスイッチ、運転手さんが紐をクイっと引っ張ると180度回ります。このような細いストラクチャーは接着剤で止めると折れる危険性が少なからず…

こんな時はHIQ PARTSのネオジム磁石がオススメ。これを付けたいパーツと付ける場所それぞれにボンド等でくっつければ強い磁力でくっついてくれる優れものです。使わない時はパーツを外して意図的に倒しておけば折れる危険性もだいぶ緩和されます。ちなみにこのスイッチも気が付いたら塗装が塗り替わっていました(笑)

折り返し線の分岐器はスプリングなので転轍機標識が必須なのですがミニポイントには付属していないので仕方なく通常サイズの電動ポイントも購入。余った部品は次回作に！？

最後にスタッフH氏より譲り受けた詰所を配置してようやく完成しました！！

ジオラマをしまうケースには何を思ったのか無印の小物ケースを採用。スタッフ一同より『それ！？』と総ツッコミを受けました(笑)

ちなみにこのケースこのように使わない車両を下段に収納することも(笑)

さて初めてのジオラマ作り。スタッフH氏をはじめ多くの方のアドバイスや素材提供を受けてなんとか形になりました。皆様も是非ジオラマ作りを楽しんでください！

今回使用したもの(太字は11月16日現在店頭販売中！)

KATO　シーニックセメント 24-383