いつもご利用有り難うございます。
本日は、あゆみの鉄道駅員”T”に代わりまして当直助役がご案内します。
各メーカー春の新製品が続々発売されますが、その第1弾として入荷した商品のご紹介です。
■KATO 3072 EF13
EF13形電気機関車は、あの凸型の車体が良く知られていますが、今回発売されたのはEF58形の旧車体を貰って載せ変えた、デッキ付き標準スタイルのものです。
関西地区では馴染みのなかった機関車ですが、上越線や中央(東)線では旅客列車の先頭に立ったこともあり、特に冬季は貨物用機関車ゆえに暖房発生装置を持たないので「暖房車」を連結していたそうです。
せっかくの電化区間なのに、「暖房車」が石炭を燃やす煙で燻される旅客列車。冬場で窓が閉まっているとはいえ、どちらもトンネルが多いので大変だったでしょうね。
その「暖房車」を含むKATO[特別企画品]10-1320 「スハ32系 中央本線普通列車」は、生憎弊店では完売しました。申し訳ございません。
模型としての見所は、F級機ながら台枠内に1軸先台車を収めたことで軽快感が感じられる棒台枠台車の再現と、前面窓に付いたヒサシによって精悍さの感じられる車体表現でしょうか。
EF13形 弊店価格6,000円+税
■KATO 7009-2 DF50(茶)
続いて箱型車体が特徴の電気式ディーゼル機関車、DF50形のご紹介です。
私もこのDF50形に牽かれた紀勢線列車に乗車したことがあるのですが、それは晩年の車体色が朱色と灰色になってからのもの(弊店にKATO 品番7009-1 DF50 四国形 在庫あります)でした。ディーゼルエンジンのポンポンポンポンポン……という音につりかけモーターの唸りが混ざる独特の走行音が、今も耳に残っています。
今回発売のは、登場時から昭和40年ごろまで見られた茶色い車体が再現されています。
茶色い車体ですと、北陸トンネル開通前の杉津(すいづ)回り時代の急行『日本海』や、大阪から福知山・山陰線経由で運転されていた時代の急行『いずも』の先頭に立たせることもできますね(客車編成を集めるのは要工夫ですが……汗)。
よき時代の客車列車や、貨物列車を牽かせてお楽しみください。
模型は、側面ルーバーの表現が繊細です。屋根上の煙道も、初期の長いタイプのものが再現されています。また、車番はインレタで貼りますのでNゲージ独特の番号板パーツ取り付けの窪みも無く、実車ののっぺりとした前面形状が良く表現されているところでしょうか。
DF50形 弊店価格5,600円+税
■KATO 7008-2 DD51 後期耐寒形 北斗星
こちらは再生産品です。
最近発売された、KATO 品番10-1138 14系寝台急行〈はまなす〉7輌基本セット(10-1139 同3輌増結セット)を牽かせるのにぴったりな機関車です。もちろん、まもなく運行を終える寝台特急『カシオペア』や、かつての寝台特急『トワイライトエクスプレス』『北斗星』編成にも! 模型ではまだまだ活躍できますね。
どうでもいいことですが、DD51形もDE10形もDD16形も、正面から見ると手すりに渡された鎖が笑っている口元に(前灯が目に)見えて、可愛いと思うのですよ。
DD51形 弊店価格5,200円+税
■各種フィギュア補充しました
トミーテック製品とKATO製品で問屋さんに在庫のあったものから極力補充しました。レイアウトやジオラマ作りにご活用ください。
■下地素材や接着剤、工具など
徐々に充実させています。完成品へ使用する頻度は高くはないですが、後付部品の取り付けやちょっとした補修。車輌などに重みを加えることの出来るウェザリングなどなど……。本格的な改造加工にも対応できるようになるかな? ご期待ください!