久しぶりの新商品レビュー

お久しぶりです、スタッフJです。

ここ最近は中々更新ができませんでしたがまた気まぐれに投稿していきたいと思います。

今回紹介するのはこちら!!

バス!しかも岐阜県!!

ほかに紹介するものがあるだろと総ツッコミを受けそうですがバス担当(一応)スタッフという事でどうかお許しを…(笑)

スタッフJ イチオシの一品はバスコレクション岐阜バス 清流ライナー。車はMercedes Benz CITARO-Gと呼ばれるドイツ生まれの連接バスでございます。

メルセデスの連接バスはこれまで走行システムセットで神奈中と神姫バスが製品化されましたが単品としては今回が初めてです。

まずは実車の紹介から。

清流ライナーは2011年3月に岐阜自動車が運行を開始した連接バスで、東海地方では唯一の連接バスとなっています。車両は既に国内各地で運航実績があるメルセデスのシターロGと呼ばれる車を採用、清流ライナーの名は岐阜市内を流れる長良川から採用しています。

メルセデスの連接バスは車内最後部まで通路に段差が無い所謂フルフラット構造で、座席やポールなどは欧州の仕様が概ね踏襲されています。清流ライナーは天井部に長良川のイラストを載せているのも特徴です。

2014年に2台追加、更には2016年に3号車が水戸岡氏によってリデザインされました。その後行先のフルカラー化やオリンピックナンバーへの更新等小さな変化を経て現在に至り、平日は大学・病院線等の通勤通学・通院輸送、土休日は市内循環線に入り観光客輸送とマルチに活躍しています。

それではお待たせ致しました、製品をじっくりと見てみましょう。

まずは前部左側面、私が買った商品はホイールの塗装が乱れていますね…(汗)

1/28現在店頭に並んでいる商品は当該部分の乱れはございません(購入の再検品させて頂きます、お気軽にお声掛けください)。その他は細かい表記も含めよく仕上がっています。

続いて後部左側面。グライドスライドドアが三枚続く姿は実に美しいです(扉クラスタ)

さて後部車両の扉をどう扱うかは事業者によって大きく異なります。岐阜バスは入口専用としているようです。以前私が乗った博多の連接バスは入口機能に加えICカード限定で降りる事も出来る信用乗車方式を採用していました。連接バスへの需要が高まる昨今、各社どのように乗降方式を採るかにも注目です。

少し話題が逸れましたがレビューに戻ります。続いてリア及び右側面。追い越し注意の表記は連接バスの象徴ですね(笑)

さて、海外製の連接バスには日本のバスに無いといけないあるものがありません、何かお判りでしょうか?

答えは非常口、右後部に必ずある非常口が外車バスにはないのです。では非常時どうやって出るかと言いますと…

この赤い丸で囲んだ至る所にある緑のステッカー、実はこれ窓を割るハンマーが収納されている位置を示しているのです。もちろん右側面にも至る所にハンマーが設置されており、非常時には近くのハンマーを使って窓を割り脱出するというのが欧州の主流スタイルの様です。日本のバスはあくまで非常扉の設置が義務付けられていますが輸入車という事もあり特認を受けているようです。

そして屋根上を見ると運転席付近、前側中央部、そして最後部付近の計三ヶ所に脱出用のハッチが備え付けられています(灰色の部分)。このように二重三重に脱出経路を備える事で万一の際の安全性も確保しているという訳なのです。そしてこれらの部分も余すことなく再現されております。

最後に店舗レイアウトに飾ってみたり…(笑)

岐阜駅で顔を並べる名鉄2200系(GM製)、JR313系(TOMIX、KATO)、キハ85系(KATO)、いずれも当店にて好評販売中です、是非並べてお楽しみください!!

今年も新商品レビューなど頑張っていきますので皆様よろしくお願いいたします!