「赤べこ」 KATO ED75 1000形はいかがですか?

毎度ご乗車有り難うございます。
 選抜高校野球が始まりました。「春はセンバツから」……といわれますが、阪神甲子園球場のウグイス嬢の声を耳にするとどこか暖かな気分がして、毎年確かにそれを実感する当直助役です。
 ところでこの画像は、連休前の未明に拙宅下の某私鉄線路でバラスト補充の作業をされているところですが、春めいてきたとはいえ夜は冷え込みます。そんな中で鉄路の安全を護られている作業員の方々には、頭が下がります。
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 本日は、連休前に入荷の関水金属製品 品番3075-1 「ED75形1000番台 初期形」をご案内します。
 実車は東北本線の全線電化に合わせ、寝台特急(20系客車)や高速コンテナを牽引するために用意された高速走行仕様です。
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 真紅の車体に『ゆうづる』や『あけぼの』のヘッドマークを掲げ、青色に輝く20系寝台客車の先頭に立つ姿は魅力がありました。白い冷蔵コンテナが目立つフレートライナーの先頭に、重連で立たせても迫力満点です。連結器周りに集められた、高速列車を牽引する証とも言える各種ジャンパ栓類が、小さな車体の表情を引き締めてくれます。
 屋上の引き通し線を金属線で再現しているのも、模型では屋根上が目立つだけに魅力的です。
 ところで標題に付けた「赤べこ」(「べこ」は会津地方の方言で「牛」の意)ですが、ED75形に付けられた愛称でした。寡黙に、地道に、与えられた使命を果たすこの機関車には、お似合いの愛称だったと思います。助役も、1輌(といわず2~3輌)欲しいなぁ……。
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