【大須店】名鉄に残存する2扉車、ついに入荷!!

皆さんどうもお久しぶりです。
ポポンデッタ名古屋大須店店員3号でございます!

梅雨に入ってじめじめとした日が続いています。
湿度も高くなかなか塗装ができないのが痛いところです…。

さて、今回は大須店に新たに入荷した名鉄車両について店員3号が軽くご紹介をしていきたいと思います!

今回ご紹介するのは、GREENMAXから発売された
「名鉄 5300 ・5700系」についてです。

まずは実車の説明から、、、

名鉄5300・5700系は1986年から運用を開始した名鉄名古屋本線を幹線とする急行列車のサービス向上のための登場した車両です。
現在では通勤車唯一の2ドア車となり、支線や本線の普通運用を中心とした運用についています。
他の通勤車に比べ大きな前面窓が特徴で、運転室後ろの座先は前面展望ができる形になっています。

名鉄では5000系以降の高性能車について「SR車」(スーパーロマンスカー (Super Romance Car)の略)と呼ばれ、特に5300・5700系は「NSR車」(ニュースーパーロマンスカー (New Super Romance Car)の略)と呼ばれることから この形式も「SR車」「NSR車」と呼ばれています。

全車一般車特急の運用に就く5700系

5700系は1986年に製造された車両のうち、すべてを完全新規で製造された形式です。
床下の主要機器は6500系のものと同様のものが製造されました。
この形式ははじめ4両編成で登場しましたが、一部の編成がのちに中間車を追加して6両編成になりました。
しかしのちに6両編成の車両は4両に戻され、余った2両はほかで余った同形式2両と組み、運転台をつけて5600系として走っていたのも有名な話かと思います。

5000系5200系から台車流用があった5300系
台車はFS550形に交換されています。

5300系は5700系と同時に製造が開始されましたが、当時の名鉄ではすべて新規製造の5700系の大量増備は厳しいので、 台車や電装品を5000系・5200系のものから流用する形で製造された車両です。
製造当時は5000系・5200系からの台車(FS315形台車)を利用していましたが、1990年から名古屋本線の120km/h運転開始に伴い 一部編成が新造した台車(FS550形台車)に変更されました。

5300系の2両版
側面をたどっていくと2両編成であることが分かります。

では実車の説明はこの辺に、今回の模型を見ていきましょう!!

先頭車パンタが特徴の名鉄5300系(FS550台車編成)
中間車のみにパンタグラフがある名鉄5700系

なんといっても今回の特徴は今までクロスポイントブランドでの製品しかなかったFS550台車を履いた5300系の製品化と5300系5700系ともに車番が選択式になったところではないでしょうか。

今回の車番には対空表示のインレタが付いていることもあり、より現行に近い姿が再現することができるようになりました。

ちなみに現在も運行している編成は
5300系→5304F・5305F
5700系→5704F・5705F
のラスト4編成となっています。ご参考までに…。

SR車の名に相応しい往年の編成を思い出させる重連イメージ

今回は同時に増結セットも出るので、名古屋駅を通過する重連8両を再現してみるのも面白いかもしれませんね!

SR車の編成も残り少なくなり、引退の時期も近いと予想されている車両です。
引退の時期も近いこのタイミングに是非この機会におひとついかがでしょうか!

それでは短いですが、本日はこの辺で…。